Choueke Family Residence

  HOME PAGEVISIT USCHEDULES & TICKET  PRICESWHO WE ARECONTACT USSPONSORSROMANTIC KOBE ATTRACTTIONS  
   
DINING ROOM
IVORY
PAINTINGS
YOKOHAMA EI
OKIMONO
SATSUMAWARE
 
   
(#CERA03)
(#SATS01)
   

薩摩焼は柔らかい、オフホワイトの色をした光沢のある陶器です。作品はそれぞれ明るい、美しい色で複雑な模様が描かれ、最後に金が施されています。16世紀、豊臣秀吉が韓国に侵攻したことにより、南九州の薩摩藩の島津皇子が、技術のたけた、素晴らしい陶磁器を作る秘術を知る韓国の工芸作家をとらえ、日本に連れて帰りました。これらの素晴らしい韓国の工芸作家とその後を見習った熟練工により、このようなすばらしい作品が作られました。これらのデザインに、九州の美しい、他にはない景色や優雅な夫人、紳士、子供たちの姿を見ることができます。また、沢山の木や花も描かれています。薩摩焼は、島津家の人々により1867年のパリ大博覧会で、西洋に伝えられました。ヨーロッパの人々はその装飾的魅力のとりことなり、その後この陶器に対する需要が大量に生まれました。エズラ・シュウエケは、陶器に対する深い理解があり、薩摩や有田焼の工芸家と密接に関り、1930年代半ばには、すでに友好関係を築くまでになりました。また、彼は愛知県名古屋市にあるノリタケの経営管理者との親交を深め、嬉しいことに受賞作品の磁器製品を贈呈してもらうことができたのです。現在、ダイニングテーブルには、食器類が一式置かれています。神戸で大地震があったことから、コレクションの殆どは倉庫に保管されるようになりました。優れた作品の幾つかは失われてしまいましたが、残っている作品を将来の世代のためにずっと守っていきます。

   
Copyright © 2009 The Choueke Museum. All rights reserved.