Choueke Family Residence

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DINING ROOM
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YOKOHAMA EI
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SATSUMAWARE
 
     

ダイニングルームでは、ランチとディナーが出されていました。朝食は2階(子供たちはキッチンで)で食べていました。ダイニングテーブルは来客の数によって、広くすることも小さくすることもでき、テーブルはいつも数人の客に囲まれていました。日本全国から来た製品メーカーや納入業者、また世界中から仕事で日本に来ていた人々、それに勿論、家族や友達等がテーブルを賑わしていました。ビジネスや時事問題、最新映画やロマンスがディナーテーブルでの話題でした。食事はキッチンで調理され、キッチンの専門スタッフにより廊下を運ばれて食卓まで届けられました。ダイニングルームの壁には開口部がありますが、この引き戸から給仕をする人に皿が渡され、その給仕が食事を配り、飲み物を注ぎ入れていたのです。食事は女性に最初に給仕され、男性、子供と続きます。エズラ・シュウエケは、部屋の端のテーブルの上座に座っていました。ポリサ(ルーシー)・シュウエケはその反対側の端に座ります。家族や来客はその間に座ります。フランス領事館が隣であったため、いつも外交官や領事館への来訪者が、キッチンで調理されたばかりのおいしい料理を、来訪するたびに食べられるという恩恵に浴していました。

沢山の食器類やグラスのセット、英国製やメキシコ製の銀製品が保管され、珍しい薩摩焼のフルセットまでありました。それらはその時々の行事に合わせて使われていました。現在、テーブルに置かれているのは、大阪で開かれたエクスポ70で展示されたノリタケの受賞作品です。

この部屋では正式な食事も気軽な食事も楽しまれていました。その上、ここは家族が毎日過ごす一家団欒の場所でもあったのです。

   
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